最初にひとこと: DAWの全機能を覚えてから曲を作る必要はありません。再生、停止、トラック追加、MIDI入力の4つから始めれば十分です。
1. DAWは音楽制作をまとめるソフト
DAWは Digital Audio Workstation の略です。録音、MIDI打ち込み、編集、エフェクト、ミックス、書き出しを、ひとつの画面で行うためのソフトです。
机の上にレコーダー、楽器、ミキサー、エフェクターを並べる代わりに、それらをコンピューターの中へまとめたもの、と考えるとわかりやすいです。
録音・打ち込み→編集→音作り→書き出し
2. 画面の5つの場所
TIMELINE
タイムライン
時間の流れに沿って、音やMIDIを並べる場所です。
TRACK
トラック
ドラム、ベース、歌などを役割ごとに分ける列です。
PIANO ROLL
ピアノロール
MIDIノートの高さ、長さ、位置を編集します。
MIXER
ミキサー
各トラックの音量、左右位置、エフェクトを整えます。
PLAY、STOP、録音、テンポなどをまとめた部分はトランスポートと呼ばれます。
3. Audio TrackとMIDI Track
| Audio Track | マイク録音や素材など、「実際の音の波形」を置くトラック。 |
|---|---|
| MIDI Track | 音程や長さなどの演奏情報を置き、ソフト音源を鳴らすトラック。 |
| Instrument Track | DAWによっては、MIDIとソフト音源をひとつにまとめた呼び方。 |
最初は「録音した音ならAudio」「後から音色や音程を変えたいならMIDI」と覚えておけば大丈夫です。
4. 最初の曲作りの流れ
- テンポを決める仮の数字で構いません。後から変更できます。
- ドラムかコードを置く曲の土台になる1〜4小節を作ります。
- ベースとメロディを重ねる最初から長い曲にせず、短いループで試します。
- 音量を整えて書き出す完成度より、まず1曲を最後まで形にすることを優先します。
まとめ
DAWは、録音・打ち込み・編集・ミックスをまとめる音楽制作の作業机です。
画面全部を理解しようとせず、タイムライン、トラック、ピアノロール、ミキサー、トランスポートの役割から覚えましょう。